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Posted by TI-DA at

2006年07月05日

エマウスでフェスタ・ジュニーナが開催されました☆

エマウスで活動しているAkikoさんから、フェスタ・ジュニーナ(6月祭)の報告です!

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【フェスタ・ジュニーナ】

フェスタ当日、arte de viverに到着すると女の子たちとエドュカドーラ(教育者)やボランティアの人たちが慌しくフェスタに着る服や小物を用意していました。色鮮やかなブラジル伝統の服を着てメイクをする女の子たち。いつもよりも大人っぽく、すごくキレイに変身してしまいました。

会場にはスタッフ達手作りのブラジル(パラ州)名物料理バタパー(小エビのココナツ油煮込み)、ミンガル・ヂ・ミーリョ(とうもろこしのオートミール風)などといったご馳走も並びフェスタを盛り上げます!

そしていよいよフェスタ開始…

フェスタのプログラムはエマウスの楽器隊の男の子たちの演奏から始まり、カポエラクラスのダンス、個人ダンス大会(数人の女の子たちがそれぞれのダンス披露、スタッフが審査員を勤めます)そして最後にarte de viverの女の子のダンス。その合間合間に子供たち参加のゲームがあり、楽しく盛り上がりながらフェスタは進みました。

本番までは自由奔放にあちこち駆け回っている男の子たちや緊張して口数の少ない女の子たちを見て、ちゃんとフェスタが成功するのかハラハラしましたが…子供たちの本気の力ってスゴイな、と感動させられるくらいの素晴らしいフェスタでした。

楽器隊の演奏はすごく力強く、カポエラクラスの男の子、女の子のダンスはかわいらしく、arte de viverの女の子たちのダンスは本当にキレイで、全てに感動しっぱなしでした。

最後はエドュカドーラ、子どもたち入り混じってのクワドリーリャ(ブラジルの伝統ダンス)を踊ってフェスタは終了しました。






【フェスタが終わっての感想…】

ブラジルの国民性なのかも知れませんが、恥ずかしがって踊る子(演技をする子)が本当に少ないのが印象的でした。初めは少し照れている男の子たちも、熱が入るうちにどんどんダンスに集中して、最後には力強く堂々と踊っていました。『なんだ、こんなフェスタなんて』とか『どうでもいい』とか、日本の学校行事ではよく聞く若者のセリフはその日一日全く聞かれませんでした。演技している子も、応援している子も、みんな一生懸命。大人のスタッフやボランティアの人たちも、子供たちを「統率」する為にいるのではなく、子供たちと一緒に楽しむためにフェスタに来た、という感じで子供たちと大笑いしている。みんなが楽しむための『フェスタ』を、みんなで作り上げている、という印象が強く残りました。  


Posted by passarinho at 12:56Comments(2)