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Posted by TI-DA at

2004年10月28日

長い1日

サイトに掲載する紹介文作成のためのインタビュー第二弾。1人ずつ、前回と同じように話を聞いていく。やはり皆どちらか1人の親と暮らしていて、親はベロペーゾで働いている家が多いようだ。ある子のお姉さんは父親の暴力から逃れるために家出をしてしまい、まだ行方がわかっていない。直接その話は聞けなかったけど、かなりショックな話だ。アルチにいる時はみんな明るい顔をしているけれど、家に戻ってからはどうなのだろう。親の仕事を手伝っている子も多いようだ。

今日は午後まで残るつもりなので、昼食後も食堂でぼーっとしてたら、初めて見る顔の小さい女の子たちに囲まれた。ものめずらしいみたいで、いろいろ質問される。食べ終わって帰るのかなと思ってたら、遊ぼうと言うのでグラウンドの端っこのテーブルに行く。6,7人いたかな。男の子も1人。先生になって何か教えて~と言うので、ちょうど持ってた折り紙の作品を見せた。やっぱり飛ぶカエルとかカメラが人気。だまし舟には驚いていた。それと日本の小銭とお札もあったので見せてあげる。これも歓声をあげてくれた。やっぱりいつも持ってた方がいいみたいだな。

2時になり、午後の子たちが集まってきていた。今日は絵の先生が来る日だと言う。どーんと大きな楽しそうなおばさんだった。最初にやっぱりイスを輪にして、ミーティング。午後は午前より人数が少ない分、少し静かかな。でもやっぱり賑やかだけど…。早速テーブルを用意して、絵の教室。私も混ぜてもらった。みんな絵を描くのは好きみたいでとても楽しそうだった。5時頃に終了し、戸締りして、食堂へ。テーブルをくっつけて全員で一緒にメレンダ(おやつ)を食べた。昼食の時とはまた違って、こじんまりとしていい感じ。女の子たちのお母さんも2人程混ざっていた。キャンパスを出る頃にはもう日が沈みかけていた。やっぱり1日中だとけっこうくたびれるなぁ。

  


Posted by passarinho at 21:52Comments(0)

2004年10月27日

裁縫は苦手



女の子たちに混じって人形の洋服作り。でも裁縫は昔から苦手なので大変だった。1人の子が赤ちゃん人形をくれたので、何とか作ってみたけど下手くそでいやになってしまう。彼女たちは本当に上手で感心する。洋服作りをしながらいろいろ話しかけられるけど、やっぱりまだスムーズには答えられない。1対1でゆっくり、なら何とかなるんだけど、大勢で口々にいろいろ言われるとお手上げだ~。少々へこんだ日だった。  


Posted by passarinho at 19:57Comments(0)

2004年10月23日

エマウスの誕生日

34周年記念スポーツ大会。Benguiなど他の地域からも来るので総勢300人位。みんなエマウスのTシャツやおそろいのシャツなどを着て、それぞれのグループの旗を持って集まっている。最初に開会の挨拶があり、その後、ブラジル国歌を合唱。この歌は気分が盛り上がるから好きだ。そして、ちゃんと正装した楽隊の人たちに続いて、入場行進。と言ってもグラウンドを回るだけだけど、運動会っぽくなってきた。グラウンドの一角では楽器の演奏やダンスなどが続き、サッカー、バレー、ドッジボールの試合が始まった。

アルチチームはドッジボールに参加。暑い中スタート。応援合戦もすごい。みんな声を張り上げ、つい興奮してライン内に入ってしまい、何度も注意を受ける。相手チームが線を越えてボールを投げただの、あれは反則だだのとけっこうもめた。審判に食ってかかる子もいるし、応援団も何かトラブルがあると、どーっと中に入って抗議する。すごいなー、このパワーは。しまいにはアルチのチームは端っこに呼ばれて、審判から注意まで受けてしまった。それでもめげずに文句を言い続けているのには感心(?)した。最初の小さい子たちのチームは勝ったけど、次のチームは惜しくも負けてしまった。勝ったチームの喜び方もすごい。サッカーの試合を彷彿とさせるようだった。

  


Posted by passarinho at 21:50Comments(0)

2004年10月14日

今日も路上

またJurunasの路上を歩くことになった。8時20分にエマウスに集合。今回は、アンジェラ、アレキサンドラ、アンドレアと私、という女ばかり4人。掘っ立て小屋のような家がずらっと並んでいる運河沿いに歩き始める。どの家も手作りで建てたみたいで小さくて、窓ガラスなどはない。でもちらっと中をのぞくと妙に立派なTVとかステレオがあったりする家もあり、変な感じ。また暑い中をてくてくと歩く。前回と同じ市場の辺りでまた子どもたちに声をかける。3人組の男の子たちやお店の奥さんと子どもの写真を撮らせてもらったりした。ある屋台の前にいるおばあさんには、エマウスについて説明し、必要書類と一緒にお孫さんを連れてきてはと誘っていた。

アサイーの船着場や他の港なども回ってみるが、今日はあまり子どもの姿を見かけない。前の日にはたくさんいたそうだ。ある港から隣の港まで船で行こうとしたけれど、ちょうど出たばかりで仕方なくバスで行くことに。港で船賃を尋ねたそうなのだが、前日は運賃を教えてくれたのに、今日は日本人と一緒だから船を買うのかと思われたみたいで、船そのものの値段を言われたらしい。金持ちだと思われてるのかなぁ。帰りの道のりはけっこうあって、くたびれた。途中スーパーで水を1リットル買ってあっという間に飲んでしまったくらい。歩きながら、いろいろ話もできてよかった。

  


Posted by passarinho at 21:58Comments(0)